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宝石のカット [宝石]

真珠やルビー、サファイア、エメラルドなどの宝石類は、
丸みのある形状であるため、加工技術の発達していない頃は、
原石のまま装飾品などに利用されていたそうです。

時代とともにカットや研磨の技術が進み、
宝石の美しさや色、輝きを活かして、
より素晴らしい魅力を引き出せるようになりました。

宝石を最も美しく見せるために、
その石が持つ性質や特徴などを最大限に引き出すよう計算し、
カットや研磨が施されています。

また高価な石は、できるだけ無駄のないように研磨するため、
その結晶形を最大限に生かしています。
また、透明石でカラーが薄い場合は、色をはっきりさせるため、
やや深めにカットすることもあります。

宝石に光が入ると、光の波長で屈折率が異なり、
可視光線の両端(赤・紫)の差が大きい程、
そして光の経路が長い程、色光(ファイヤー)が強くて、
美しい輝きとなります。

宝石の色や透明度により、最も映えるカットが考えられます。
ダイヤモンドのように、無色透明や淡色で屈折率の高いものは、
ブリリアントカットが代表的なカット方法です。、

他にマーキスカット、ペアシェイプがあります。
エメラルド、ルビー、サファイアなどのように、
色の美しさが主体のものはステップカット、エメラルドカット、
角カットなどがあります。
オパール、キャッツアイ、アクアマリン、翡翠、トルコ石など、
不透明、半透明のものはカボッションカットが代表的です。

宝石の種類 [宝石]

宝石は、鉱物の中でも美しくて、耐久性があり、硬くて、
変色しにくく、簡単には手に入らないものといえます。
宝石といえば、やはり天然宝石ですが、
他にも、人工宝石や模造宝石と呼ばれるものもあります。

鉱物の種類としては約3000種類あり、
そのうち、宝石として産出されるのが約70種類、
その中で一般的によく知られているのが約20種類です。

最近では人工宝石がたくさん出てきています。
美しさや耐久性は天然に比べても決して引けを取りませんが、
希少価値という点では、やはり天然宝石には遠く及びません。

人工宝石が、ふだん使用するものとして広く普及してきたのは、
見た目が天然宝石と簡単には見分けがつかないことや、
値段が安くて気軽に使用できるというところです。
ふだんは人工宝石で、大事な時だけ天然宝石というように、
うまく使い分ける人が多いようです。

10大宝石と呼ばれるのは、ダイヤモンド、ルビー、サファイア、
エメラルド、キャッツアイ、アレキサンドライト、ヒスイ、
スターサファイア、スタールビー、ブラックオパールです。

宝石の名前 [宝石]

宝石は、鉱物学的には内部組織と化学組成が同じであれば、
同一の鉱物種として見なされます。

例えば、酸化アルミニウムを主成分とする鉱物は、
石の色が何色であってもコランダムという鉱物名になります。

同じコランダムでも宝石として扱う場合には、
赤い色の石をルビー、その他の石はサファイアと呼ばれます。

また同じベリルという鉱物でも、
緑色の石をエメラルド、青い石はアクアマリンと言います。

宝石の名前の由来はラテン語やギリシャ語に多いようです。
例えばルビーは赤を意味する「ルベウス」、
サファイアは青を意味する「サフィルス」などです。

宝石のこと [宝石]

女性を虜にするアイテムの代表といえるのが宝石です。
その宝石にもいろいろな種類があります。
宝石には、財産として、装飾品として、観賞用として、
そしてお守りとしての価値があるといえます。

宝石の代表ともいえるダイヤモンドは、
専門の鑑定機関によってその品質が決定されます。
カラーダイヤモンド以外の色石は、
世界各地に広く分布しています。

産出した色石は、「貴石」と「半貴石」とに分類されて、
貴石のなかのごく一部だけが宝石と呼ばれます。
そして、大半がアクセサリーや置物として利用され、
残りが研磨剤などの産業用として利用されています。

コランダムの結晶であるルビーやサファイヤ、
クロムの結晶であるエメラルドは貴石として有名です。
これらのうち宝石と呼ばれるものは、
硬度が高くナチュラル(無処理)の貴石のみです。

硬度が低く、産出量も豊富で希少性があまり無いトルマリンや
アメジスト、トパーズは半貴石と呼ばれています。
これらはアクセサリーなどとして幅広く利用されています。

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